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コラム(2019年分)

ここでは、日々の出来事やこれまでの体験をスクラップのように雑感的に記しながら、仕事を離れちょっと一息入れる感じで断片的な自己紹介をしていきます。

21世紀枠

2018年01月29日

春の高校野球全国大会、いわゆる「センバツ」の出場校が決まりました。

本県からは石岡一高が出場を決めました。久しぶりの公立高校の出場です。

表題の21世紀枠とは、実力以外の要素を加味して出場校を選定する特別枠です。

これについては、常々思うところがあります。

センバツは、トーナメント方式で優勝校を決める大会です。当然ですが、実力のみで勝敗を決し、優勝校を決めるものです。このことからすれば、出場校もまた実力のみを選定要素とするのが合理的ではあります。結局、21世紀枠から出場する高校の数だけ、実力がありながら出場できない高校が出てきます。

センバツは、夏の大会(いわゆる選手権)とは異なり、予選が都道府県ごとでなく、より大きな地域ごとに行われるので(例えば、関東地域など)、出場校の都道府県に偏りが出ないよう、「地域性」も考慮して選定する方法を取っています(例えば、関東からは、茨城県の高校だけ出場するというようなことがないようにしています。)。地域性という点から、実力以外の要素を多少加味することとなりますが、あくまで、実力とともに地域性を加味するにとどまります。これを超えて、実力とは関係ない要素、しかも曖昧で客観性のない要素で出場校を選定するのは、公平ではないような気がします。

もっとも、高校野球の成り立ちそのものが合理性のみでは片づけられない面を持っているので、21世紀枠を真っ向から否定するのは難しいのかもしれません。合理性や効率などの要素を突き詰めていけば、現在の高校野球はかなり変容するように思います。果たして、それが妥当なのか、簡単には決められないでしょう。

ともあれ、21世紀枠から出場を決めた本県の石岡一高は、好投手を擁し実力があるので十分活躍が期待できそうです。

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