相続・遺言の弁護士 茨城県水戸市の中城法律事務所

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相続財産について

相続によって、相続人に受け継がれる権利義務一切のことを「相続財産」といいます。一般には、「遺産」と呼ばれていますが、同じことです。

相続は、一切の権利義務を受け継ぐ制度ですので、プラスの財産(資産)だけでなく、マイナスの財産(負債)もそこに含まれます。マイナスが多い場合に備え、民法は相続放棄の制度を採用しています。(相続放棄とはをご覧ください)

ところで、ここにいう相続財産である一切の権利義務には例外があります。

ひとつは、亡くなった人(被相続人)の一身に専属していた権利義務です。

一身に専属する権利義務とは、特定の人だけ有することができ、承継することのできない権利義務のことです。例えば、労働契約上の労働者の権利や義務があります。

もう一つは、財産です。

祭祀財産とは、お墓や仏壇、家系図などのことで、祭祀に要するものをいいます。祭祀財産は、相続人ではなく、祭祀を主宰すべき者に受け継がれます(民法897条1項)。祭祀財産は相続とは違ったルールで受け継ぐ人が決まります。

この他にも、死亡保険金や死亡退職金について、相続財産に含まれるかどうか問題になりますが、これについては、別に改めて説明します。

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